イープレシャス　イオン金沢店

✿リユースの現状　買取専門店　イープレシャスイオン金沢店　石川県　金沢市✿

さてさて・・・

 

本日はリサイクル(リユース)のことを少しお話したいと思います。

 

リユースとは前所有者が不要になった品物をそのまま新しい所有者が使用するということです。

※リサイクルは不用品を分解や溶解などして一度資源化することです。

 

みなさんは着なくなった洋服、使わなくなったバッグ、アクセサリー、その他不要になった品物の処分はどうされていますでしょうか？

燃えるゴミ、資源回収、リサイクル店(厳密にいえばリユース店)に売るなど処分方法はさまざまありますよね？

 

リユースの業界に携わって6~7年経ちますが、最近お客様のリユースに対する考え方について考えることがあります。

 

着なくなった洋服が1年で売られる数　約2.4億着

読まなくなった本が1年で売られる数　約7.9億冊

 

このようにたくさんの衣類、本などが買取店に持ち込まれております。

しかし一方でこのようなデータもあります。

 

不用品を売却、引き渡しなどをしたことのない人の割合　約62%

使わなくなったブランド品を自宅などに保管している人の割合　約54%

 

ここ10年ほどの間にリサイクル店などがかなり増え、みなさんのリユースに対する考え方が変わってきたと感じておりましたが・・・

データでみるとまだまだ不用品を売るということに対する意識が低いことに驚かされます。

 

私も実際に店舗でお客様から品物を持ち込まれた際などにお話しをいただいた内容にも

 

【こんなに査定が高いのなら売ります】

【こんなに査定が安いのなら捨てたほうがマシね】

【この程度の品物を持ち込むのは恥ずかしいわ】

【10万円したバッグなのになぜこんなに査定が安いの？】

 

査定金額が高い安いというのはごくごく当たり前の感覚なのですが・・・

【安いのなら捨てたほうがマシ】

【持ち込むのは恥ずかしい】

上記のような感覚は珍しいのではと私自身思っていましたが、意外とこのような言葉を言われるケースが多いと気付きはじめました。

 

私自身、少しでもお金になるのなら捨てるのはもったいないという考えや、中古品を持ち込むことに対しての抵抗はあまりないです。

このような出来事が多いということ、またはデータなどからもまだまだリユースの概念は浸透していないということがわかりました。

 

続いては購入(販売)についてですが

 

中古品(リユース品)を購入したことがある人の割合　約38%

リユース店に立ち寄って欲しいものがあって購入した人の割合　約38%

 

中古品を売るという人よりも中古品を買うという人の方が少ないのではないでしょうか？

実際にお客様や友人などの話を聞いていても、中古は嫌という声はたくさん聞きました。

私も気持ちはわかります。

 

 

時代の流れとともにリユース品の売り買いの意識は変わってきたのかもしれませんが、日本の人口の約半ほどの人はいまだに中古商品という言葉すら頭にないのかもしれません。

私のようなリユースに関わる者としては節約やエコロジーの観点も含め、一度は地域のリユース、リサイクル店に足を運んでみてはいかがかと思います。

最近のリサイクル店は昔のイメージ・・・暗い、汚いと違い店内も明るく、綺麗で品物もクリーニングや手磨き、消毒などをして販売しているお店もかなり増えたと思います。

そしてリサイクル店の最大の魅力は、よい物をリーズナブルな価格で購入できるところです。

掘り出し物や中古でしか手に入らない貴重な品もたくさんあります。

また、買取専門店に関しても貴金属やブランド品などだけではなく、洋服や日用品、家電からお酒まで幅広く取り扱いがあるお店もあります。

お店により買取対象品の増加や入店しやすいお店づくり、丁寧な接客などいままでリユースに興味がなかったお客様でも安心してお越しいただける環境をめざしております。

 

地球温暖化、資源の枯渇、物価上昇など変わりゆく生活環境を生きていく中、リユースに限らず自分自身のフィールドを少し広げてみるのもおもしろいかもしれません。

 

daisuke

※データはリユース協会HPから抜粋

2014年8月31日 2:18 PM | カテゴリー:ブログ| コメント (0)