2017年5月

【オシャレの感性】イープレシャスイオン金沢店(石川県金沢市)

 

さてさて…

 

ゴールデンウィーク期間中、いかがお過ごしでしょうか?

私はというと… 当然お休みもなく働いているわけですが…

最近業務の中で悩めることが起こったので少しだけ。

 

あるお客様が来店された際の話である。

男性のお客様でメンズ古着を査定に持って来られた。

インポートブランドからドメスティックブランドまである。

1点ずつブランドや形状、状態なども見ていく。

その中に全体的に細かい毛玉があるカットソーがあった。

少し色褪せもあるようだ。

これは状態が悪いので減額査定。

査定終了後、お客様に説明する。

 

私「このカットソーは色褪せと細かい毛玉がございますのでこの金額になります。」

お客様「はぁ?え?」

私「え?」

お客様「いやいや…冗談でしょ?」

私「いやいや…本当です。」

お客様「はぁ?え?…いやいやいや…」

私「え?…」

 

なんてやり取りを繰り返す。

 

お客様「この色褪せと毛玉は加工やろが!」

私「はぁ?え?」

お客様「いやいや…冗談でしょ?」

私「え?いや…そうなんですか!?」

お客様「いやいやいや….こんなこともわからんの!?」

私「いや…あの…本当ですか!?」

お客様「いやいやいや….疑うとかありえねぇし!」

私「いや…そういうわけではありませんが…」

お客様「もういい…帰るわ!」

私「あれれ~」

 

ということがあった。

後にさらに詳しく調べてみたが…同じものが発見できず…

今まで色褪せや毛玉といったダメージのある衣類は山ほど見てきた。

その上でこのカットソーにあるダメージが加工とは思えなかったのである。

答えがわからぬまま…少しモヤモヤしていた。

 

そんなこんなで数日後、友人とイオンモール新小松へ行く機会があった。

その帰り、小松にある友人行きつけのちょっとお高いアパレルショップに立ち寄った。

その店内で私のモヤモヤは解消されることになる。

持ち込みのあった同じブランドの衣類がたくさんハンガーに掛かっているではないか!

1点ずつ見ていく。

その中に同じような毛玉のようなものが付いたセットアップがあった。

 

私「こ…これは!?」

友人「どうした?」

スタッフ「…」

私「これはいったい…」

友人「ん?これのなにが…?」

スタッフ「…」

私「いや…この毛玉は…」

友人「あぁ…ピリングね~」

私「え?ピ…ピリング…?」

スタッフ「…」

友人「まぁよくあるよね~」

私「…」

スタッフ「普通っしょ!(心の叫び)」

私「あれれ~」

 

近年のメンズファッションには正直ついていけないと思う。

もう1人別のお客が店内にいたが…

そのお客が今まさにこのお店で購入したばかりのカットソーの袖と丈をハサミでジョキジョキと…

目を疑った笑

意味が分からなかった。

切り終えた後、鏡でチェックし満足そうに店を後にした…

 

私「…」

スタッフ「普通っしょ!(心の叫び)」

 

後にスタッフに聞いたが、袖や丈が気に入らなかったらセルフカットするらしい…

セルフカットって…髪の毛じゃあるまいし…笑

そのジョキジョキしていたものと同じカットソーを見たが…

17,000+税

 

私「…」

友人「まあね~」

スタッフ「普通っしょ!」

私「あれれ~」

 

どうなっているんだ日本!

いやスケールがでかすぎるか…笑

いろいろと調べてみると、行き過ぎたようなものがたくさんあるようだ。

 

PRPSの泥付き加工のデニム…

メゾンマルジェラのカッターナイフで切り裂かれたようなスニーカー…

リーボックの本物の汗が染み込んだTシャツ…

 

こういうものに限って高額品が多い気がする笑

中にはジョーク品もあるだろうが、なぜこのような商品が生まれるのか?

男性は女性に比べ、ヴィンテージ品やダメージ加工品に魅力を感じる傾向がある。

新品の状態よりも使い込んだ方が馴染む。

綺麗な状態よりも汚れていた方が味がでる。

こういった感覚の延長線上に位置するのであろう。

だが…私には行き過ぎているように思える。

少し破れや色落ち感のあるジーンズとはまた別のように感じる。

 

話を戻すが、当店に持ち込みのあったカットソーはもちろんピリング加工品であったので、私の知識不足で申し訳なく思う。

しかし、世の中を生きるどれくらいの人がその生地を加工と判断するであろうか?

また、オシャレと判断するであろうか?

着用したいと思うであろうか?

どんなジャンルでもそうだが、行き過ぎはよくないと思う。

 

私が高校生の頃にクラスでオシャレな友人がいた。

当時流行っていたストリートブランドを全身に纏っているようなやつだ。

そんな友人と数人で遊んだ時の話。

ふと友人の後ろ姿に目をやると、普通であれば切って捨てるであろうブランドのプライスタグのようなものがネック部分から垂れ下がっている。

友人につっこむと、わざとだと言う…笑

いやいや…笑

友人曰く、タグをつけっぱなしにして着用することが最先端のオシャレだと…

仲の良い先輩たちがやっているらしい。

別の日に会った時はTシャツを裏返しに着ていた。

もちろん間違えて着たわけではなく、本人はオシャレと思ってやっているのだ。

もはやオシャレとはまた別次元の問題のような…笑

 

みなさんはオシャレとは? の問いかけになんて答えるだろうか?

私は衣類や服飾を扱う業種でもあるので、友人やお客様の服装なんかにも目がいく。

家族や町の人、ショップスタッフなんかにも。

ありきたりかもしれないが…自由という言葉が1番しっくりくる気がする。

自分がありえないと思うようなものでも、当人からするとそれがオシャレなのである。

批判、否定があって当然。

オシャレは自己満足。

自己満足こそが人の求めるものなのだろう。

そして更なる自己満足を求めて前へ進み続ける…

その先に多種多様なアイテムが誕生する。

その多種多様なアイテムたちを、我々のような業種は正確に見定める必要があるのだ。

今回の出来事は私にとって良いセミナーのようなものになった。

 

加工かダメージか…

しっかりと見定めていきたいと思います。

 

本日もお客様の満足のいくお店を目指して、日々精進しております。

お見積りだけでも大歓迎、一点からでも買取させて頂きます。

みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

 

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