【リアル素材を考える】 買取専門店 イープレシャスイオン金沢店 (石川県 金沢市)
さてさて・・・
大寒も過ぎ、春へのカウントダウンが始まるかと思いきや、まだまだ寒い日が続くようです。(毎年ではあるが)
相変わらずユニクロのダウン+ヒートテックを着用して仕事に励んでいるわけだが・・・
少し前に気になるニュースが目にとまったので少し書きたいと思う。
内容はアパレルブランド【ZARA】を展開する大手【インディテックス】がアンゴラ素材の衣料品の販売を中止した。国際動物愛護団体(PETA)がアンゴラウサギから素材である毛を抜き取る際の残虐さを訴えたという。実際の動画を中国工場10か所で入手し公開した。
そこにはウサギ飼育所の従業員が鳴き声をあげ続けるウサギから毛をむしり取っている様子が映っているよう。
アンゴラウールはアンゴラヤギやアンゴラネコからも採取できるが、PETAによれば約9割が動物保護法が整備されていない中国のアンゴラウサギからとったものだという。
簡略したがこのような内容である。
まぁ当店でもZARAの衣類や毛皮などの買取はおこなっているのだが…
私はその動画を見てはいないが想像はできる。
なぜ生きたまま毛を剥ぐのかは気になってはいたが、どうやら死後より生きたままの方が綺麗に剥げるそうだ。
ヤフーニュースにも同じ内容の記事が載っていたが、皆かなり批判的である。
かわいそう、非道、もうリアルファーは買わないといった意見が多いようだが・・・
たしかに同感はできるが、私が思うのはそこではない。
一番の問題は我々が衣料品をはじめ、様々な製品や食品等が作られるうえでの素材、工程、関わる人等を理解していないことではないだろうか。
こういうことは昔から常にグレーである。
飲食業界での産地偽造や賞味期限改ざん、異物混入は少し前に大きな話題になったと思う。
リアル素材もそうである。
原産国、会社名はケアラベル等で確認はできるものの、製造工程や商品の扱いなどはわからないのである。
知りたくとも知るすべがないのが現状ではある。
農産物のように販売所にこの産地で私が作りましたと表記があればいいのだが、そんなことはない。
いやむしろアパレルに関していえば、こういう表記は必要ないと思わせておいて表記できない理由があるような気さえする。(勝手な想像)
だが、このニュースで【リアル素材を着る】ということはどういうことなのかと考える人たちが少しは増えるのではないかと願う。
私もリアル素材の着用者である。
ダウンジャケットやレザーブーツ、鞄に財布・・・自宅にある羽毛布団だってそうである。
ダウンジャケットは暖かいし、レザーブーツは10年履いているが素晴らしい耐久性だ。
需要があるから供給される。
素材確保や工程が生まれる。
繰り返すのである。
食も同じ。
フォアグラの生産方法をご存じだろうか。
世の中は知らないことで溢れている。
人間というのは食物連鎖の頂点と言われている。
誰が決めたのか?
種別の垣根を越え世界動物会議でも開いたのか?(冗談)
いつの時代も強者が弱者を搾取する様はかわらない。
多くの命の上に人は生を成すのである。
それは生まれた時からあたりまえであり、日常である。
毎食、毎購時に生き物にありがとうと思うまではないが、どこか心の片隅に閉じ込めておけば少しは救われる気がすると思う。
全てを知るということは不可能だが、少しでも意識を持つことでそこに存在意義が生まれるのではないだろうか。
もう一度言う。
需要があるから供給される。
なくならないのだ。
生きていく上で必要なことも中にはある。
だから、想えばいい。
短い生涯の中、自分自身と関わりを持つ少ない品に感謝したい。
それがリユースにも繋がると考える。
モノを大切にするということ。
かなり主観的に書きましたが、一人の平凡な人間の自己満足な文章と捉えていただきたいと思います。
daisuke
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金・プラチナ・ブランド買取専門店イープレシャス
イープレシャス イオン金沢店
石川県金沢市福久2丁目58番地
TEL 076-285-5711
営業時間 10:00〜19:00
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